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悪の終わり

  • 山口 祐臣
  • 2020年1月8日
  • 読了時間: 2分

 新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。  ブログの方は、大変ご無沙汰しております。 中途半端なものも書きたくないと思うと、途端にキーを打つ手が止まってしまうのは悪癖だと思っております。 慌ただしい日々ですが、更新頻度を上げたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。  さて、昨年1年間を通して印象的だったことはとにかく企業や組織、個人の不祥事が相次いだこと。悪事ですから、当然発覚しないよう影に隠れて行われたり地位や権力を利用して隠蔽を図るわけです。 ところが、スマートフォンにより画像や録画が誰でも行える時代となったことで、明確な証拠が残せるようになったこと。さらにSNSを利用することで全世界に誰でも発信出来る時代になりました。従来は組織対個人、経営者対労働者、上司対部下といった社会的なパワーの差が埋め難く、不正や悪事が露見しなかったものが、否応なしに白日の元に晒される時代へと大きく変化しました。 (相互監視社会や、監視カメラなどを用いること。さらには中国における個人の行動を数値化した信用スコアなどの社会信用システムなどの是非については、さらに長い行を必要とする上、明確な答えは無いので今回は避けたいと思います)  2020年代。 新たな時代に、組織や個人に求められる最も重要な資質が、「正直」「誠実」「「公平」「協調」といった要素だと言えます。従来もそうした要素は求められましたが、表向きだけ取り繕い誤魔化すことも可能でした。しかし現代に おいて、それは許されないものになりました。なぜなら、一度ネット上に広まった悪い評判は消えることなく残るため、以前よりも遥かに再起へのハードルが険しくなったからです。恐らく社会的な評価が元の位置まで戻ることは、非常に困難だと思われます。善なるものが生き残る、すなわち悪の終わりの時代が始まったのではないでしょうか。  答えがないことや、前例がないこと。模索しながら歩みを進める中で道を誤らないためには、「善」なるものや 「正しいこと」を見極める目を養うことが必要です。過去の歴史や書、哲学から学ぶことで道無き道を照らすことが 出来ると思います。そのために常に謙虚に学び続ける姿勢が重要だと思います。 追伸 イランとアメリカが緊張状態にあるようです。政治の思惑でいつも振り回され、犠牲になるのはいつも民衆であり、罪のない個人。今年を振り返ったときに「戦争」というワードが出てこないことを切に願います。

 
 
 

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