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手紙がつなぐもの

  • 山口 祐臣
  • 2019年4月19日
  • 読了時間: 2分

突然ですが、私の字は非常に汚いらしいです。 かつてサラリーマンだった頃、同僚達からは 「宇宙人の字」という有り難くない称号まで 頂戴していたほどです。 元来の筆不精もあり、まめに手紙を書くことは ありませんでした。 最近、その頃のお客様からSNSを通じて 連絡をいただきました。 添えられていた画像には、たくさんのハガキや 手紙が写っていました。 最近、お引越しをされたらしく荷物をまとめて いた際に、私からの手紙が出てきたそうです。 10年以上経つにも関わらず、すべての手紙を 残していただいていました。 理由を伺うと「仕事がうまく行かない時の 励ましや、うまくいった時に一緒に喜んで

くれることが、何よりも励みになりました。 だから、大切な手紙なので捨てるわけには いきませんでした」と。 私の方が、感激で涙が出そうになりました。 振り返ると、別なお客様も私がお出しした 決して綺麗な字とはいえない、ニューイヤー グリーティングをリビングに飾ってくださって いました。「今時お手紙、なかなかいただく

ことがないから、有難いでしょ」と仰って くださりました。 かつての上司が習字の手本のような綺麗な字を 書く方でしたので、見習おうと思い練習帳を 何冊も買って練習しました。 その甲斐はあまりなく、相変わらず綺麗とは 言い難い字です。 しかし、先般も大切なお客様にお礼のお手紙を 差し上げたところ、後日お会いした際に真っ先に 「先日は、お手紙有難うございました」と お礼の言葉をいただきました。 ちなみに画像の切手は、近所の郵便局員さんと 相談し、一生懸命選んでいただいた夜景の切手。 手紙を差し上げる時は、メータースタンプではなく 必ず切手を貼っています。 可能な限り、季節や送り先の方のイメージに あったものを貼るようにしています。 2012年の中学生の全国学力調査で、ハガキの 宛名を書く問題が出題されたところ、正答率が 74%だったそうです。若者に限らず、人々の 手紙離れは確実に進んでいるようですが

ぜひ恐れず、面倒臭がらず。その時の喜びや 感激、感謝の気持ちを手紙でお伝えして みましょう。お客様を大切に想う気持ちは、 きちんと伝わるようですから。

 
 
 

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