二人の近未来アスリート
- 山口 祐臣
- 2018年12月7日
- 読了時間: 2分
尊敬する人は、と聞かれると 沢山の方の名前をあげるのですが 必ず含めるお名前が「野村克也」さんと 「イビチャ・オシム」さん。 先日も経済学の教授の方々にも
珍しいねと言われたのですが
私はスポーツマネジメントの
話を社員教育時に例に出すことが
多いです。
その際に、近年よく好例と
して紹介するのがメジャーリーガー 大谷選手です。
その大谷選手と共通した点を
見つけたのが、競技も国も違う
サッカーフランス代表のエムバペ
選手でした。
フランス国立のサッカーの学校
クレールフォンテーヌ出身なのですが
そこでの教育は、とにかく考えること
を求めたそうです。
質問を受けた時に、答えを与えること
は簡単だが、それでは真の成長には
繋がらない。
プレーの瞬間に自ら考え決断する。
その繰り返しこそに学びがある。
コーチの方がそのように話されていま した。 よく言われることでもありますが
教えること=teach
指導すること=coach
この二つの違いに繋がるのではない
でしょうか。
日本が追いつけ追い越せと欧米の
先進国を追いかけていた時代は既に
ある成功例を教えることで十分に
競争力がありました。
しかし、これからの時代は未知の 課題や問題に直面することになります。 答えが用意されないなか、課題に取り 組むことが出来る「想像」、「創造」に 加えて「送像力」イメージを言葉など 具現化し相手に伝える能力も必要になる と私は思うのです。 考え、答えを生み出し、具現化する。 その繰り返しが能力全体を高める。 二人の競技も国も異なるアスリートが そう教えてくれているのではないで しょうか。


























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