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三百六十五歩のマーチ

  • 山口 祐臣
  • 2018年11月21日
  • 読了時間: 2分

人が複数集まると、様々な個性の方が いらっしゃると思います。 職場などはその典型的な例です。 上司の指示を待つ人。 自分で仕事を見つけて、進める人。 異なる考えをする方がいます。 1963年の論文に「ゴンドラネコ」という ユニークな実験をした論文があります。 メリーゴーラウンドのような機材の片方を 一匹の猫の胴体にベルトで固定し、片方には ゴンドラを取り付け、猫を乗せています。 円筒状の空間を回転するように動き、 片方の猫は前進や後退など、一定程度自由に 動くことが出来、もう片方の猫は、動く猫の 動きに連動してゴンドラが進むので、自らの 身体の動きとも意思とも無関係に動きます。 その空間の壁には、進んだことが視覚的に 理解できるように、縞模様がつけられて います。  この実験の結果がどうなったか。 二匹の猫の空間把握能力や、運動能力に 著しい差が生まれたそうです。 おそらく皆様の予想の通りですが、優れた 結果を残したのは、自ら動ける猫です。 見ている景色は同じでも、自らの意思で 考え、判断し、行動する。その結果を

振り返るという繰り返しが無いと成長に 大きく影響するということが証明されま した。 これは猫に限らず、私たち人間の仕事に おいても同様のことが考えられます。 同じ環境下で、同じ作業をしていても 受動的で、考えることなく、常に誰かの 指示通りに作業をしている人と、自らの 意思で考え、課題を持ちながら作業して いる人では大きな差が生まれるのでは ないでしょうか。 受け身で、指示を待って仕事をするば かりでは、自らの成長に繋がりません。 ・適切な目標を設定する ・目標達成に向けた方法を考える ・計画を立てる ・実行する ・経過を振り返り、結果を検証する ・課題を見つけ、改善し、次に生かす 日々の仕事に向かう心構えのほんの わずかな差が、半年経ち、1年経ち 10年を経たときに、大きな成長の差 に現れると思います。 誰かに自分の人生を委ねるのではなく 自分の力で歩む人には、その先に、 きっと大きく成長した自分が待って いるのではないでしょうか。 引用 『MOVEMENT-PRODUCED STIMULATION IN THE DEVELOPMENT OF VISUALLY GUIDED OF BEHAVIOR』 RICHARD HELD and ALAN HEIN 1963

 
 
 

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