店舗への誘い
- 山口 祐臣
- 2018年10月2日
- 読了時間: 2分
実店舗がインターネット通販の
ショールームと化していると
言われ久しいです。 さらには、もはや店舗で買い物は せず、通販のみ利用するという 方も出始めているそうです。
そうした中、
スイスの高級時計ブランド
タグホイヤーは、店舗を
独自の世界観を持つ空間に
仕立て上げています。 「タグ・ホイヤー 銀座ブティック 前衛的な「動く内外装」でブランド発信」 NIKKEI STYLE https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180926-00010001-nikkeisty-life
トップブランドであるフランスの
エルメスは、ニューヨークで
職人たちの技の一端を垣間見せ
カラオケやカフェで寛ぐことも
出来る店舗を作り上げました。 「エルメス、NYで体験型ポップアップ店(杉本佳子)」 繊研新聞電信版 https://senken.co.jp/posts/k-sugimoto68 さらには、話題になっている カルティエの作り上げた期間限定の コンビニもその好例でしょう。
「「カルティエ」のコンビニ「カルチエ」潜入レポ “コンビニごはん”でテンションMAX」
https://www.wwdjapan.com/699849
いずれも、実際に訪れることで
そこでしか体験出来ない経験を
付加価値として提供しています。 一流の素材、一流のクラフツマン シップ。さらにブランドの歴史や 哲学、価値観。 普段は店舗スタッフの接客スキルの 力量に委ねなければならないものを 五感をフルに活用して感じて
もらうことが出来ます。 試着をしてもらい、新たな商品や サービスの発見をしてもらうことが 実店舗の役割ですが、まずは来店 して買い物を楽しむ習慣を作って もらうことが大切です。 今後もこうした期間限定型の 店舗や情報発信スペースの活用は 増えて行くでしょう。 しかし、常設店舗でこうした試みを 全ての店舗で行うことは不可能です。 現場のスタッフのさらなる接客技術の 向上が欠かせないことも記しておきます。


























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