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2017 WAF 4

  • 山口 祐臣
  • 2017年11月27日
  • 読了時間: 2分

今回は第一部のディスカッションについて ご報告します。 日本を代表する企業や国がどのような問題意識を 持っているのか。重要なキーワードもたくさん 登場しています。 四半期決算について 平塚氏 簡素化の流れはアメリカから来ている。 現在の制度は、経理人材にとって負担となっており 人材が育たず辞めてしまっている現状。 世界的に四半期決算について、聞かれる ことは少ない。ただし、企業の説明責任の 拡充は行う必要がある。 大竹氏 研究開発には長期的視点は欠かせない。 企業は社会の公器であり、社中の皆様の 笑顔の総和である。 四半期決算の開示のため、ではなく中長期の 視点で経理屋の知識を活用したい。 二階堂氏 会社の言いたいことが言えていない割に 手間がかかっている。 中期的視点への強い志が必要、そのためには 同じ想いを持つ応援団が必要。 「高い倫理観、嘘をつかない」 (短期的な利益を求める)海外投資家からの 批判もあるが、経営効率を優先せず、福知山線 事故を教訓に、安心、安全な交通インフラを 目指す。 R&Dは短期として、ビジネス的マイナスになるが 意思を込めて、中長期的ビジョンに基づいて 行っていくべき。 社中の幸福の総和=ROC だが、目に見えない価値の見える化が欠かせない。 具体的指標にする困難さがある。 しかし、経営トップの思想、哲学、人間性は重要で それが大きく働くのはROCという考え方。 榊氏 ESG投資(ESGは環境(Environment) 社会(Social)ガバナンス(Governance)の 頭文字を合わせた言葉)に注目が集まっている しかし、ESGは公益資本主義と同義では無い。 GPIF(年金積立金管理運営独立法人、お話の

中では、それによる投資を指すと思われます) の活用をROC指標を世界に広めるために行う べきである。 単に四半期決算の廃止が目的ではなく、 企業の中長期的経営や、伴う社会に対する責任 将来に渡っての社会貢献に着目してほしい という強い想いを感じる内容でした。

 
 
 

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