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シューレース交換

  • 山口 祐臣
  • 2017年10月8日
  • 読了時間: 3分

気温も下がって来た札幌市内。 秋も深まって来ました。 足元を見ると、シューレースがかなり傷んできました。 疲れが蓄積しているのは人間だけでは無いようです。

外して、見てみるとこの有様。あちこちでほつれています。

というわけでレース交換です。 黒の靴なのですが、私の好みで昔からブラウンを使っています。 「ロービキ」というコーティングがされているものが痛みにくく 持ちも良いのでオススメです。 ここで注意ですが、必ずお手持ちの靴の紐の長さを確認してから 購入してください。私も適当に買って、何度も長さが足りず 失敗しています。お気をつけください。

全部の紐を外しました。 今回は撮影のために、全て外しましたが、実際にされる際は 紐の通し方を忘れた時、見ながら作業できるので片方ずつ 作業したほうが良いでしょう。

今回は左足で行います。 足の内側、一番奥のレースホール(穴)に 外から内に向けてレースを通します。 その後、足の外側、一番手前のレースホールに 今度は内側から外側に向けてレースを通します。

⑴で通したシューレースはひとまず置いておきます。 今度は、先ほどとは反対側のシューレースの先端を持ちます。 足の外側、一番奥のレースホールの外側から内側にレースを 通します。

通したレースを、足の内側、奥から2番目のレースホールの 今度は内側から、外側へ通します。ここは慣れないうちは特に 間違えやすいのでお気をつけください。

⑶で通したシューレースを、靴の外側、奥から2番目の穴に外側から通します。

⑷で通したレースの先端を、靴の内側、奥から3番目の穴に内側から外側に 向けて通します。 順番を確認すると、以下のようになります。

通し終えたら、通した紐を調節しながら左右同じ長さに整えます。

長さを整え終えたら。 画像のように結んでください。 靴の内側の方のシューレースを下から通す形にすると 縦結びにならない(はず)です。

シューレースを丸めて、蝶々結びの準備をします。 その際、右側のレースを下、左側のレースを上にして交差させて 合わせて、つまみます。

左側のループを作った穴に通します。 ここがポイントです。 通常は1回だけ通すと思います。 今回は、1回通したらもう一度回して同じ穴に 通します。2回通すわけです。

結び目をきつくして、整えるとこのようになります。

右側も同様に行います。 これで完成です。 フランスの高級靴ブランド「ベルルッティ」で採用されている 結び方、「ベルルッティ結び」の完成です。 見た目も美しく、解けにくいことが特徴です。

これで、長時間歩いても靴紐解けに悩まされることなく 見た目も美しくなりました。 訪問先やお客様の印象も良いと思います。 不意の雨などで足元が悪く、靴の汚れやすいシーズンですが だからこそ、こまめな手入れで清潔感のある気持ち良い 印象を持っていただけるよう心がけてみてはいかがでしょうか。

 
 
 

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