果敢な挑戦
- 山口 祐臣
- 2017年7月14日
- 読了時間: 2分
イギリスの高級携帯電話メーカーが 経営破綻したそうです。
10年ほど前、日本橋三越のワールドウォ ッチフェアに仕事で行っていた際、こち らも出店していて、その時初めて拝見し ました。
高級時計の世界観を携帯電話に持ち込み 液晶面はサファイアクリスタルガラス。 チタンや、高級時計用ステンレススティ ールにパラジウムなど。 キーの奥にはルビーといった高級素材が 惜しみなく使われ、手触りはもちろんの こと、キーを押し込んだ際の感触など あらゆる感覚を心地よく快適にという 贅沢なものでした。
実際に触らせていただきましたが、心地 よい重量感と、キータッチの高級感は、 素晴らしいものでした。 コンシェルジュボタンも用意され、専用 デスクへ直通となり、あらゆる要望に応 えるスマートなサービスも用意されてい
ました。
ただ、性能向上のスピードが著しく、数 年で買い換えることが一般的な携帯電話 というジャンルにどう対応していくのか という課題は、当時から多くの人が口に していました。
スマートフォンになり、画面が最大化さ れ、キーが無くなったことなどにより 差異が打ち出しにくくなったことも要因 ではありますが、個人的には残念に思い ます。
これだけ普及した、パーソナルな持ち物 でありながら、ケースなどのアクセサリ ー以外では個性を発揮しにくい特殊な商 品が携帯電話。 そこを打破できる独創的な企業が現れて くれることに期待したいです。




























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