現代の「職人」教育
- 山口 祐臣
- 2017年5月29日
- 読了時間: 2分
「身体で覚えろ」
「先輩の仕事を盗め」 職人の世界のみならず、この時期 職場でよく耳にする、新人教育の 言葉です。
そのあり方に疑問を持ち、理論に 基づいた教育を行っているのが、 「職人」世界である左官の企業と いう興味深い記事です。
長年の経験に基づく技術は言葉で
説明しづらく、個別の状況によっ ても左右されるが故に、先輩の仕 事を見て、自らが実践しつつ覚え るという、受け手の資質に依る指 導方法が取られていました。
入社後しっかりと基礎研修。
1年目は下働きで一連の仕事の
流れを学び。
2年目に自ら考えて仕事に
取り組ませる。
3年目にチームリーダーとなり
集団を纏める経験と、長とし
ての視点を学ぶ。
その間に資格取得などの自己
研鑽を応援し、個人の能力向上
も図る。
段階を経て、理解度を高める
手法は、極めて分かりやすく
短期の個人目標も明確です。
時間軸は異なるものの、多くの
業種で模範となるものでしょう。
また、言葉で説明しづらい作業を
動画を使い指導することも、
技術を身につけるハードルを下げ
るものです。
まさに暗黙知や経験則に依っていた
「職人の世界」を形式知にする
「ナレッジマネジメント」と言って
良いでしょう。
少子高齢化の現代日本。
若い労働者が数多く街に溢れ
「嫌なら辞めろ」と突き放し
ても、次々と希望者が来る時
代ではなくなりました。
縁があり出会った方々を確実に、
しかも長い間共に働いてくれる
「仲間」にしなくてはなりません。
社員が成長でき、輝くことが出来る
魅力ある職場には、優秀な社員が
集まり。企業も成長させます。
新入社員が入って、そろそろ2ヶ月。
あなたの会社の新入社員は職場で
生き生きとして、楽しそうでしょうか? 「今の若者に“見て覚えろ!”は通用しない」 職人の世界に“モデリング”を導入、再生した 原田左官の非常識週プレNEWS 5/28(日) 10:00配信 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170528-00085428-playboyz-soci


























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