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本当の働き方改革とは?

  • 山口 祐臣
  • 2017年4月17日
  • 読了時間: 2分

雇用の流動性の促進が経済団体を

中心に叫ばれています。

従来型の終身雇用ではなく、解雇の

自由化などを主張しています。

ここで問題なのは、終身雇用の終焉を

唱えながら、他方では新卒一括採用

という、高度経済成長期からの伝統を

全く変える気配はなく中途採用、所謂

キャリア採用を実施している企業は

極めて少ない現状です。

つまり、調整弁として出口を自由化し

入り口は若く給与の安い労働力を大量に

使いたいという本音が透けて見えてきます。

これは18世紀の産業革命時代の労使関係と

なんらの進歩をしていません。

こうした現状を危惧したであろう若者が

立ち上がったようです。 新たな団体を立ち上げ、自らの成長を求め 兼業や副業を認めるよう企業や国に、働き かけていくようです。

兼業や副業を認めるということは、労働

時間の短縮や在宅勤務など多様な働き方を

認め、推進しなければ実行できません。

それは、私のように社会人で学ぶという道

を選ぶ方や介護や育児をする方にとっても

福音となります。

企業にとっても、キャリアを積んだ人財を

みすみす手放すのではなく、継続して能力を

発揮してもらえます。

また、自社の外の世界を知ることで新たな

知識や能力を得て生産性が向上することも

期待できます。

私の友人には、優秀な能力を持ちながら 育児などにより、シフト勤務が出来ないため 別な業種でパートやアルバイトで働き、本来の 能力を活かせずにいる方が数多くいます。

少子高齢化の著しい日本において。

個人の生き方を尊重することが、新たな価値

と市場を生み出し。

企業側も柔軟かつ先進的なイメージを訴求す

ることが出来ます。

ここまで到達できて初めて、真の働き方改革

と言えるのではないでしょうか。

 
 
 

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