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成長への意欲と真の成長戦略

  • 山口 祐臣
  • 2016年12月9日
  • 読了時間: 2分

大学で学ぶという新たな挑戦へのご報告。

1日経ちましたが、普段の投稿の10倍

という大きな反響に大変驚いています。

そこから感じたことは、多くの方々が

「学びたい」「自分も成長したい」と潜

在的に思っている関心の表れではないか

ということ。

実際にそのようなお話も頂きました。

通常は会社員として勤務をしている間、

仕事が終わらない限り自由になることは

ありません。

残業が恒常的にあったりシフト制の企業

であれば尚更です。

夜間大学でも比較的早い時間に始まるの

で、勤めながら学ぶことができる方は極

めて少ないはずです。

学ぶために、収入や安定した職を捨てて

仕事を辞めたり、派遣社員やアルバイト

の道を選ぶことは困難です。

結果として諦めざるを得ない方が多くい

らっしゃると思います。

そうしたことを改めて考える中、ご報告

方々、人材コンサルタントの方やラグジ ュアリーブランドの方とやり取りをする 中で私がお話ししたことが以下のような ものでした。

企業が学ぶ意欲がある社員を、柔軟な勤

務体制で送り出したり、「通学社員制度」

などの雇用形態を新規に作ることで大学

などに送り出し。そうした社員は外部か

ら新しい知識や価値観を学び、過去の経

験を組み合わせることで自らの能力を広

げることができます。また、それらを職

場や同僚にフィードバックすることでチ

ームや企業も成長していきます。

また、大学側も少子化や補助金の削減に

苦しんでいますが、社会人の学生が増え

ることで財務も安定し、社会人の学生が

既存の学生に与える社会経験もキャリア

デザインや社会人としての基礎を知る大

きな学びの場となることが期待できます。

理系学部であれば、研究設備の相互活用

も含めて産学連携も将来的に視野に入れ

ることができるでしょう。

産業競争力が著しく低下している日本。

技術や研究に投資をすることも大切です

が、技術はいずれ時間とともに陳腐化し

ますし、他者に模倣されます。

しかし優秀な人材を育てる土壌があれば 次の時代に巻き返すことも可能です。

勇気を持って、自社の社員を大学に送り

出す企業や人事担当者が現れ。

学びたい、成長することをやめない方々

が意欲を持って夕方に大学に通う姿が見

られるような社会になれば、企業や日本

の未来は明るいのではないでしょうか。

今の日本に最も必要な成長戦略は

『人への投資』だと強く感じます。

 
 
 

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