top of page

魅惑の宝物

  • polissa
  • 2016年9月20日
  • 読了時間: 2分

世界に一つしかない貴重なもの。 誰もが羨望の眼差しを向けるが故に その多くは盗難との戦いの歴史でもあります。 持つ人を破滅に導くと「呪いの宝石」の異名を持つ 「ホープダイヤモンド」 フランス王室から盗難された過去を持ちます。 「真珠の耳飾りの少女」で有名なフェルメールの 「手紙を書く夫人と召使」も2度にわたる盗難の 憂き目にあっています。 植木等の運転手兼付き人だった小松政夫。 あこがれだった植木等に懸命にサポートを続け 勤めていたある日。 「お前、明日から来なくていいよ」と言われて ああ、いよいよ首かと思ったそうです。 植木等が意外な言葉を口にします。 「事務所もマネジャーもギャラも全部決めてきたから」 と言われたそうです。 つまり独立しろということでした。 もうお前は一人前だ。そう認められた瞬間だった のでしょう。 フレンチシェフの三國清三。 神様と言われた帝国ホテルの村上信夫シェフの 元で働きたい一心で上京したものの。 来る日も来る日も皿洗い。 いよいよ故郷である増毛へ帰ろうと思った矢先 料理長に呼び出され、いよいよ首かと思った ところ、「ジュネーブの日本大使館の総料理長に 推薦しておいた」と告げられたそうです。 その時の三國氏は若干20歳でした。 手取り足取り教えることも、時として必要です。 しかし、すべてがマニュアルや言葉で伝えることが 出来るわけではありません。 仕事へ臨む姿勢や考え方は、言葉にすると途端に 痩せてしまうものではないでしょうか。 「盗む」 普段は許される言葉ではない、決していい言葉では ありませんが、仕事に関して言えばとても大切な 意味を持つ言葉となります。 宝箱から盗むからには、空っぽでは盗めませんし 盗むものには魅力がなければ盗む気にもなりません。 みなさまはいかがでしょうか。 後輩や部下から盗まれるほど魅了するものがありますか?

 
 
 

コメント


Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2015 Polissa 
Wix.comを使って作成されました

bottom of page